もう長月
季節は変わり 蝉の声も聞こえなくなった
今季は 収穫がほとんど見込めない
日当たりが悪いところは 今春間引きした まだ背の高すぎた枝の処理が残っているが
樹が元気であれば 我慢できる
ただ昨年位から発生した”立枯れ病” は心折れる。
どこの土壌にも居る菌なんだが ある一定の密度を超えると 根の傷なんかから入り
水の導管を壊死させてしまうらしい
今のところ対処の仕様がなく 発生都度 圃場から退場させるしかない
隣に伝染するわけでもなく 唐突に突然 ポツンと発生する。これはまいった!
2週間ほどで葉が全て枯れ その枯れ葉が 緑の木々の中に唐突に現れる もうここまで来ると恐怖を感じる
涼しくなったため しばらくは収まるだろうが 来期も同様なことが起きたらどうしよう
9月の陽が短くなった圃場で ぼんやりと不安な気持ちで佇む 今日この頃
でも どんな時も どんな事が起きても 目の前のことを頑張って生きていたら
必ず それなりの良い事があると思っている